Bruceのブルースな日々

　昨日から1泊で村山さん宅へ。香織ちゃんと優香ちゃんと遊ぶ。昨日の午後は、村山さんのおばあちゃんが東京国際フォーラムホールでのレニングラード国立バレエの観劇に連れて行ってくださった。演目は「眠りの森の美女」で、高貴な香りが漂う華麗なステージは見応え充分だったのではと思うが、どうやら娘は途中で居眠りをしてしまったらしい。やっぱり「猫に小判」か？高価で貴重な観劇にお誘いくださり、本当にありがとうございました。

 

　　昨年暮れに本棚を整理し、買取してもらえそうな本を選んで、多摩川にほど近い「ブックオフ」に持って行った。いやあ、あまりの買取額の安さに驚いて、金額を告げられたときに平静さを保つのに苦労した。新刊で高価な単行本もそうでない単行本も一律20円とか30円といった金額なのである。10円単位の最安値である。これで店内で売っている金額が安いならばわかるが、ちょっと見たところ並かそれ以上のプライスタグがついていて、これじゃ、「坊主丸儲け」（坊さんに失礼か）じゃないかと思った（ブックオフ関係者からの反論があればメールにどうぞ）。

 

　　昼食をとってから、歩いて5分ほどの国道15号線まで出て、箱根駅伝に参加する選手たちを応援した。娘もクラスメートの華子ちゃんと一緒に観戦。私の大学の選手が9番目にやって来たので、「シード！」と檄を飛ばす。妻と沿道で応援して以来だから本当に久しぶりだ。以前は往路をナマで見たけれども、そのときは選手のスピードが異様に速く感じたものだったが、今回はそうした印象はなかった。でも、走りがさすがに軽いと感じた。東海大の選手など軽快な足取り（ただし、右足を二度ほどトトッと地面を叩いた走りをしたので、なんでと思った）で私の前を駈け抜けていったが、大手町付近で痛恨の棄権をするのだから、駅伝がいかに過酷で厳しいかがわかる（棄権理由は右足を痛めたためとあとで知り、やっぱりと合点する）。同大学出身で高校の体育教師をしている蓑輪君が観戦していたら愕然としたのではと思った。東海大が棄権したおかげで、我が母校は棚からボタモチ式にシード権を獲得。スッキリとは喜べない結末と相成った。

 

　　大晦日は実家で年越しそばを食べる。娘は12時の除夜の鐘を聞くと言いながら、その前に寝てしまった。明くる元旦、娘は書初めを自室で行なった。「誠心誠意」を力強く認めた。親ばかながら、なかなかいい文字だと思った。