久しぶりに娘と妻の実家を訪ねた。3連休の初日であり、雨も降っていたので、東名高速道路の渋滞が予想されたが、大和トンネルを抜けると渋滞は解消され、厚木までスムーズに走行でき、2時前には実家に到着。しかし、呼び鈴を三度鳴らすも中からコトリともせず、娘が「電話してみたら」と言うので、携帯を取り出し、電話を入れてみた。5度6度とコールしたあと、妻の母親・恒子さんの声が応じてくれたので、留守ではなくホッと胸を撫で下ろす。
恒子さんは確か私の母親と同じ年齢だから、84歳になるだろうか。1年以上のご無沙汰でお会いすると、体がますます小さくなった印象を受けた。以前から腰痛に悩まされ、腰をかばうため、体をかがめて歩く関係からだろうか。初めてお会いした頃（25年程前か）、私の母親と比べて、細身で背がスラッとしていたので、よけいにその印象が強まる。妻の父親・栄さんは買物で留守だったが、30分ほどで帰宅し、4人で近況報告を交わす。
恒子さんは「大きくなって、外で会ってもまったくわからないわ」と娘を笑顔で見つめる。一方、「すっかり娘さんになって、ますますお母さんの静美に似てきよる」と栄さんは目を細める。娘はただただ無言で笑顔を返す。娘の成長を心から喜んでくれる祖父母の存在は実にありがたい。娘もおじいちゃん、おばあちゃんの温かなまなざしがうれしかったのだろう。終始穏やかな表情でふたりに接していた（写真はおばあちゃんとの２ショット）。
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