チリの落盤事故における３３人救出劇は最近にない最大のドラマだった。６９日間、地上から７００メートル下の世界で人間が生き長らえることは奇跡に近いような話で、特に落盤事故で生き埋めになってから発見されるまでの１７日間を生き延びることがいかに大変なことか、経験しなくても十分すぎるほどその過酷さは理解できる。私のような閉所恐怖症は３日で精神的に追い詰められ、１週間で精神錯乱・人格破壊をおこしていることだろう。３３人の作業員たちの心身の強靭さはどこからくるのか？本や映画になったら、その答えを是非知りたいと私は思う。
昨日はサンピアン川崎で娘の学校の「合唱コンクール」が催された。私は１０時半ごろに行き、２年生と３年生の合唱を楽しんだ。やはり、３年生は最高学年だけあって、よく声が出ていたし、音程もしっかりしていた。娘のクラスも上出来だったと思う。課題曲・自由曲ともバランスのとれた合唱だった。残念ながら最優秀賞は別のクラス（自由曲が素晴らしかった）に譲ったが、私の評価では全体（１年を除く）で２番目のランクインだった。今年で最後の合唱、さて、娘の心にどんな感慨が胸に残っただろうか。
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