Bruceのブルースな日々

　朝、娘は髪の毛を結ぶのにいちばん時間を要している。ショートがいい、と私が言っても、「髪を伸ばしたい」と言い張る。以前、前髪を自分でまっすぐ切りそろえてしまい、ずっと下ろせずにいたが、今日からなんとか不自然さがとれたようで、前髪のセットがない分、時間が多少短縮したものの、それでも鏡の前で後ろ髪を揃えるのに苦心している点は変わらない。一方、私は朝の弁当作りに苦心している。昨日、とうとう『おべんとう百科』（主婦の友社）という本を購入してしまった。早速娘に食べたいおかずに赤丸をつけさせ、今朝野菜のベーコン巻きをつくってみた。明朝は「たらこと青のりの玉子焼き」と「白身魚のグラタン」にトライするつもり。

 

　山口県光市の母子殺害事件の容疑者に死刑判決が下された。私は死刑廃止を支持する考えをもつが、この被告が「無期懲役」になったら、被害者は浮かばれまいと率直に思う。なんといっても日本では「死刑」と「無期懲役」の刑罰の重さの開きがあまりに大きすぎる。「無期懲役」とはいえ、模範囚として過ごせば、7年足らずで社会復帰できてしまうのだ。やはり、生涯自由を剥奪され、刑務所から出られない「終身刑」があってしかるべきだろう。米国のように（といっても州によって違うけれど）、罪状によって、年数を加算していく刑罰がいいのではないか。わが国の刑法全体の見直しをドラスティックに進める必要があるのは間違いない。しかし、弁護士たちは直ちに上告したようだが、高裁が最高裁の意向に従った判決を出した流れから考えると、上告は棄却されないのだろうか。9年の年月は充分すぎるほど長い。