深夜2時、胃痛と吐き気で苦しむ娘を連れて市立川崎病院の救急外来を受診した。当直の内科医に「感染性胃腸炎」と告げられ、痛み止めなどを処方された。医者は断言しなかったものの、発熱、下痢、嘔吐、胃痛とくれば、今流行りのノロウィルスだろう。娘から話を聞いたところ、どうやらバイト帰りに立ち寄った飲食店が怪しい。娘の早い回復と私が感染しないことを願うのみ。
ソチオリンピックが近づくにつれ、マスコミ各局は期待の代表選手を取り上げようと追いかけ回す。練習に明け暮れ、普段マスコミ慣れしない有望選手はテレビカメラ等の放列に浮き足立ち、いっそうのプレッシャーを覚えていく。特にオリンピック初参加となる選手にとって体調とともに直前までの精神状態が大切だ。マスコミには選手をそっとしておいて、無心に練習させてあげてほしいと思う。
初参加ながら、そうしたプレッシャーを物ともしない雰囲気を漂わすのがジャンプの高梨沙羅選手。あのインタビューで語る表情は実に淡々としていて、感情を抑制する力の強さを感じさせる。マイクの前ではしゃぐお調子者はまず本番では空振りする。やはり、日本では高梨選手が金メダル最有力候補であろう。あの冷静さ、ひたむきさ、技術力、向上心など、まだ若いのにトップアスリートとしての条件をすべて揃える。それでも金メダルを獲得する確率は6割程度だろう。
ところで、メジャー初舞台となるニューヨークヤンキースに入団した田中将大投手のメジャーで活躍する確率はどの程度か？これは高梨選手より確率は高く、7割はあるだろう。ま、どの程度をもって活躍したと判断するかは意見が別れるだろうが、200イニング投げて15勝することが最低限の活躍の目安となろう。問題はその成績を何年継続できるか、である。パイオニアの野茂を田中には超えてほしいところだ。
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