最近、好物の刺身が怖くて口にできない。それは「アニサキス」の存在だ。回遊する殆どすべての魚に寄生する幼虫の名称である。特に危ないのがサバ、サンマ、アジ、イワシらしい。「アニサキス」が寄生した魚を食べると、腹痛、嘔吐の症状が出るという。何よりもその渦巻状の幼虫の姿が気色悪すぎて、食欲を見事に減退させてくれる。焼き魚と解凍ものは安全らしいから、しばらくはそっちにシフトして魚を食べるとしようか。
ネットニュースで知ったのだが、「自殺の多い国ランキング」で日本が6位に入ったという。こんなことでトップ10入りしてもちっともうれしくない話題である。意外にも女性の自殺率では3位だそうだ。日本の女性がいかに日本社会で生きづらいかを示しているようで、男性のひとりとして、誠に申し訳なく感じてしまう結果となっている。男性よりはるかにしたたかでしなやかであっても、自死を選ばざるを得ない女性たち。女性に優しくない社会に間違いなく未来はない。
娘が仕事で横浜山下公園のビールフェスタに行ったとのことで、お土産にDuvelというベルギービールを我が家に持ってきてくれた。ビール好きの私には何よりのお土産で、最近は嫌なできごとが続いていたため、少しだけうれしい気分になった。娘は入社して約3ヵ月。先日は娘の歓迎会を開いてくれたらしい。家賃も会社が負担する旨の文書を見せてもらった。
生きるということは、良いこと・楽しいことばかりじゃないけれど、日常に自分らしい楽しさを見つけて、明るく元気に暮らしていってほしいと、親は願うばかりだ。つらいこと、嫌なことも、少しだけ考え方や見方を変えれば、違う側面が見え、乗り切れるもの。闇に目を凝らすより、光に目を細めたほうがいい。１寸先は闇、でなく明かりである。子どもには明るい気持ちを切らさず、小さな幸せを大切にして、生きていってほしいと思う。
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