久しぶりに日記を書く。いろいろなことが目まぐるしく起こる。文章に向き合う余裕がないのが正直なところだ。今朝の朝刊を読んでいたら、こんな見出しが目をひいた─邦画史上1位 「東京物語」
記事の中身を読むと、映画専門誌のキネマ旬報がこれまでの映画作品のベストテンを選んだとのこと。邦画の2位以下、七人の侍、浮雲、幕末太陽伝、仁義なき戦い、二十四の瞳、羅生門と続く。かなり平均年齢の高い評論家や文化人が選考していることがよくわかる結果である。私なら何をベストテンに選ぶだろう。上記の作品の中では、七人の侍と羅生門は選ぶかもしれない。高峰秀子は好きな女優だが、二十四の瞳は一歩及ばず、浮雲を果たしてベストテンに選ぶかどうか、いささか悩ましいといった具合か。ちなみに洋画ベストテンの1位はゴッドファーザー。これは個人的に頷ける結果であった（ゴッドファーザー3部作をまとめたら、文句なしの1位）。
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