バンクーバー冬季オリンピックが開催間近だ。前回のトリノ同様、Sports Illustrated誌がメダル予想をおこなったとニュースで知ったので、早速川崎ラゾーナの「丸善」で入手しようとしたところ、洋書コーナーになく、店員さんに在庫を確認してもらった。驚いたことに東京本店にもないという。天下の「丸善」にもない？気持ちを入れ替え、アゼリアの有隣堂書店で在庫状況を聞き、関内の本店に問い合わせてもらった結果、定期購読している客の分しか取り寄せていないとのこれまた驚きの返答。不況の影響か、大書店も売れない本は置かない姿勢が実に徹している。
帰宅後、横浜の紀伊国屋書店に問い合わせ、ようやくあることがわかり、昨夕、横浜「そごう」に出かけ、1400円余りで購入し、早速目を通してみた。
テレビ報道にあったとおり、日本人選手のメダル予想者は女子フィギュアの浅田真央（銀）、男子スピードスケート５００ｍの長島圭一郎（銀）、女子スピードスケート１０００ｍの吉井小百合（銀）の３選手のみで、女子フィギュアのコメント欄に「浅田の国内でのライバル、安藤美姫も有望」との記述が瞠目する程度（ちなみに金メダルはキム・ヨナ、地元カナダのロシェットが胴）。
ま、トリノのときは、荒川、加藤の胴ふたつが同誌による事前予想だったが、結果荒川の金ひとつだったのだから、橋本聖子選手団長のメダル１０個（予想というより希望だろうが）より、当たる確率は高いだろう。
まずは、上村愛子選手のモーグルが注目となる。ここで上村がメダルでも取ると、日本人選手たちの士気はいっきに上がり、メダルの上積みも夢ではなくなる。２月の最も寒い時期に、最も熱いゲームが期待されるオリンピック。テレビの前にいることが長くなりそう。
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