大地震がいきなりやって来た。午前中、車で秦野中井に出かけ、昼頃帰宅し、幼馴染みが勤務する高校の野球部を訪問してから、知人の葬儀に出るため、自宅で身支度をしているとき、グラッ、グラ、グラ、グラッと来た。最初は弱く、だんだん強く、メゾフォルテからフォルテのような地震だ。かなり横揺れが長く続いた気がした。私の自室の本棚から本が落下し、積み上げてあったダンボール箱も見事に崩れた。私は廊下にいたのだが、絵や写真の額は落ちずに済んだ。落ちたら、ガラスの破片で足の踏み場がなかっただろう。揺れがおさまった後、テレビをつけて地震情報を聞いた。なんと東海沖地震ではなく、仙台沖だという。こんなに揺れても（川崎は震度５程度らしい）、いちばん危険な東海沖地震じゃないのかと、この先の地震に不安を抱いた。
昨日、卒業式を終えた娘は、その時間（午後3時ごろ）友だちと遊びに出かけていた。何度携帯に電話してもつながらないため、「大丈夫？大地震だ！」とメールを送ったら、1時間ぐらい経ってから「大丈夫だよ」との返事。その後大きな余震が襲い、しばらくはマンション前の公園で待機して、様子をうかがった。住民やサラリーマンも大勢集まっていた。
結局、電車は動かず、道路の車も交通渋滞で動かず、野球部表敬も通夜もキャンセルすることになった。しばらく余震におびえる生活を強いられそうだ（この日記を書いている今も余震が襲っている）。しかし、繰り返しになるが、本命の東海沖地震が来たらどうなっちゃうのかね。前もって地震を知らせるというのも、まったく機能しなかったし…。クワバラ、クワバラ！
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