今日はこれまでになく日射しの強い一日だった。桜もここ２日で急速に散ってしまった感がある。桜のいのちは本当にはかない。
先の知事選。神奈川の投票率45パーセントとは、ま、低いとは思っていたけど、これほどとは、予想外の低さだった。一方、都知事選の投票率は58パーセント。これは意外に高かった（話題性のある東国原、渡辺等の顔ぶれによるものか）。
神奈川県知事の候補者は顔が見えなかった。ゆえに、有権者も投票所に足を運ぶ気にならなかったのだろう。共産党はなんでアピール度の高い候補者を立てられないのか。本気で知事ポストを奪取しようとする気があるのかと言いたい。神奈川で知名度のある畑野君枝とか都知事候補だった小池晃を神奈川で立てればまだ面白かったのに。石原は東日本大震災が幸いした。大地震直後の天罰発言で、震災に遭われた人々を愚弄し、相変わらず上から目線の殿様体質が露呈したものの、都民はそんなにお怒りにならなかったようだ。
日本の政治情況はどん詰まりだ。コインの裏表、一卵性双生児の民主党と自民党ではドラスティックな変革など望みようがない。といって、共産党、社民党は内向き体質で支持層を広げられないし…。このかつてない危機的情況を突破できる政党は、残念ながらない。
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