昨日、今朝と北風が心地よかった。ジョギングをすると、いつもだと全身汗だくになるのだが、今朝は額から汗が流れる程度だった。大型台風6号がもたらしたほんのわずかなめぐみか。
サッカーのなでしこたちがＷ杯優勝という快挙を成し遂げた。正直言って誰が予想できただろうか。世界広しといえども、なでしこJapanの優勝を予想したものは１パーセントいないだろう。競馬でいえば万馬券ならぬ臆馬券、宝くじでは1億円当てたぐらいの確率か。ま、そんなひどいたとえはともかくとして、ことほどさように、この優勝は奇跡に近い快挙だと思えるのだ。
でもちょっと待てよ。世界ランキングでいうと、日本は4位だ。アメリカ1位、ドイツ2位、ブラジル3位、スウェーデン5位、イングランド6位、フランス7位で、決勝トーナメントはむろんベスト４、はたや優勝してもおかしくないトップクラスの位置に「なでしこ」はいる。さきほどの気の遠くなるような確率の低さと奇跡発言は名誉毀損に抵触するかもしれない（しないよ）から撤回しておく。
であっても、「なでしこ」はドイツ戦、スウェーデン戦、アメリカ戦いずれも前半から押しまくられていて、運が少しでも相手に傾いたなら、その後何点入っていたかわからないようなスタートぶりだった。が、粘り強く勝利を引き寄せた。何といっても地元ドイツに勝ったのは大きかった。あの最注目の試合を勝ち抜いたことで、今大会での優勝はすでに決まっていたのかもしれない。まさに神がかった快進撃を見せた「なでしこ」、ロンドン五輪での活躍も見たいものである。
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