東関東大地震による死亡者と行方不明者を合わせると約2万人。命を奪われるまでいかなくとも、今なお精神的・肉体的ダメージを受け続けている人たちはその何倍、何十倍もいるにちがいない。そしてこの地震の悲劇は、いうまでもなく地震による天災だけでなく、原発による人災が起きたこと。はっきり言って、原発がある限り、日本は恐竜と同じ破滅への道をたどるだろう。
当初喧伝されていた「安全な原発」などもはや存在しない。特に巨大な活断層が縦横に走る日本に原子力施設があること自体、無数の地雷があちこちに埋まった土地で原爆を作るようなもの。原発によるメリットがどれほどもたらされようが、日本そのものが滅びたら、メリットもなにもあったもんじゃない。
やはり国民投票で原発の賛否を問うべきだろう。日本国民の総意が原発を可とするなら、私は従おう。どうせ生い先短いのだから、生まれた国で死のうと思う。だが、自分の子どもを含め、若い人たちには別の国に行って未来を拓いてほしい。アホな日本の指導者のあとをついていっても、ろくなことありません。別の船に乗り移ったほうがいい、と進言したい。
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