昨夕、実家で犬を散歩させていた時、携帯が鳴った。マンションの管理員からの着信だった。
「驚かないでくださいよ」とすぐにT管理員が言った。結論から言えば、オドロオドロシイそのひと言がそのあとの話よりも最も驚いた。その内容とは、管理員が巡回中に隣家の二階でおばあさんが物干し竿を落とし、その竿が私の車にぶつかり、ボディに傷がついたとのこと。それを聞いた私はすぐに自宅へ戻り、傷の程度を知りたかったのだが、このあとドクターとのアポイントメントがあったので、後ろ髪を引かれるまま、午後7時半ごろに帰宅した。
自宅から大型の懐中電灯を持ち出し、暗くなったマンション内の駐車場に向かった。愛車に懐中電灯を当て、ボンネット右側と前部右フェンダーに傷があるのがわかった。
今朝9時ごろ、管理員と宿泊施設に出向くと、私と同年輩と思しき管理責任者の男性が応対した。まずは現認してほしい旨私が伝え、マンションの駐車場まで同行を願った。車の破損状態を確認したのち、前もって用意しておいた「念書」に署名捺印してもらい、修理費の全額負担の確約をいただく。あとはディーラーで見積もりをとり、とどこおりなくその請求に応じてもらえれば、一件落着となるだろうが、ちょっと不安。請求金額はおそらく相手の予想を超えた高額になるにちがいないからだ。それにしても、おばあさんの初歩的人的ミスはきわめて高くつく羽目になった。双方にとってネ（相手は余計な高額出費─保険に入っていることを願う。当方はガラスコーティングのかけ直し、手放すときの査定ダウン）。
父が無事に退院、というか、看護師さんたちにいろいろと迷惑をかけるので、早目に退院と相成った。これで元の生活にちゃんと復帰できればいいのだが、これはかなり不安。
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