日記


Bruceのブルースな日々

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2013年11月22日（金）
あこぎな古着買取店

　ようやく好天が続くようになり、身を引き締める冷気が心地よい季節を迎えた。マフラーと手袋の出番ももうすぐだ。タイヤ屋さん（フジブランドスペシャル横浜店）の話によると、昨年よりスタッドレスタイヤが売れに売れて、もう在庫がほとんどない状態だという。今年は例年以上の冷え込みを予想して、ドライバーが早めにウィンタータイヤを買い求めているとの分析だ。かくいう私もすでに愛車にスタッドレスタイヤを装着している。

　自宅の衣類を整理しようと、川崎市内の古着買取店に30着ほど車で持ちこんだ。以前から知っている店で、娘が何度か買い求めたことがあった。店のウィンドウには売り手に期待を抱かせるような「古着高価買取」の文字が書かれてある。初めての古着売却だった。

　ああ！「高価買取」に期待した私がバカだった。ガソリン代にもならなかった。持参した衣服はすべてクリーニングしたコンディションの良いもの(スーツ、ジャケット、ダウンコート、セーターなど）で、ブランド品も少なくないのに、弾き出された金額はなんと数百円！ほとんどが1円の評価である。いくらなんでも1円はないだろう（涙）。

　ああ、ブックオフの新刊本10円よりもっとアコギでボッタクリの商売があったあ！利益率はいったいいくらなんだ。1円を100円で売るならまだしも、1000円以上の金額をつけるのは、店内の商品のプライスタグを見れば容易に想像できる。こんな悪徳商法を平然と続ける店に古着を出すくらいなら、NPO団体に寄付したほうがはるかに心が救われる。

　とにかく、こんな「看板に偽りあり」の店の儲けに加担した私はまことに愚かというしかない。まったく世間知らずだった。もう二度とこの店で買わない・売らないと、同伴した娘ともども心に固く誓った。この店の名前？ジャンブルストア。あとで知ったのだが、ネットでも悪評の古着専門店である。

2013年11月21日（木）
権力者は秘密がお好き

　特定秘密保護法案が成立する見通しだ。時の権力者にとって都合の悪い事実は告発暴露してはならない、というのがこの法案の趣旨だと私は思っている。身内（議員、公務員ほか）から国民に知らせてはならない事項をネットにでも投稿されたら大変である。その危機意識はトップの座にある者はトラウマのように脳みそにこびりついてる。下手すると絶対手放したくない権力の座から追われてしまうかもしれない。それを法律で防御しようとするのがこの法案のねらいだ。

　最近話題となった食材の偽装騒ぎも内部告発がなければ、白日の下に曝されることはなかった。淀んだ水を澄んだものにするには、淀んだ中から澄んだ動きをするのがもっとも効果的である。基本的に国民の奉仕者たる議員・公務員は国民に情報を公開する義務がある。税金を使う以上、公開できない活動などあってはならない。だが、外交上やら防衛上やら、他との関係を鑑みて、公開できない情報もあろう。しかし、それはあくまでも限定されなければならない。無制限に拡大解釈できる今の「秘密保護法案」は反対の声が上がるのも当然である。

　そもそも自公に好き放題、やりたい放題にやれる権利を与えたのはわが国民である。いまや、みんなの党、維新が権力に擦り寄っている有様だ。暗い監視社会になっても自業自得だから致し方なかろう。

　キャロライン・ケネディ（５５歳）が駐日大使として来日した。任期は4年、それまで、どれほど「急進的なリベラル派」の手腕を発揮できるか、初の女性駐日大使のお手並み拝見である。彼女は総資産3億ドルとも5億ドルとも言われる超セレブだが、服装は予想外に地味で好感を覚えた。そしてなによりもあのシワだらけの顔。初め「なんだこりゃあ！」（松田優作のセリフ）と驚いたけれども、いやいやシワなんぞ私の人間性に「関係ありません」という毅然たる姿勢の表れに思えてくると、驚きを通り越して凛としたすがすがしさすら感じ、私の好感度もかなりUPしたしだい。整形天国化する日本の女性も大いにみならってほしいものである。