いよいよ2013年もあと数時間を残すだけとなった。今年はいろいろあった。そして、来年もいろいろあるだろう。一年一年死の淵に近づいている、なんて私の悪い口癖を持ち出しても詮無いので、ひとつ景気のいい話でもと思っても、何ひとつ出てこない。今年は宝くじを買わなかったから、当選する夢も見られないし、相変わらず腰痛を引きずってるし、昨日パソコンの画面が消えるトラブルに見舞われるし、って浮かんでくるのは愚痴っぽいことばかり。心機一転、来年は「泣かず、嘆かず、ナイスガイ」でいこう。
安倍首相の靖国参拝に関して、タレントの春香クリスティーンが「もしもドイツの首相がヒトラーの墓参りをした場合、他の国はどう思うか？」とテレビ番組で発言し、彼女のブログやツイッターが「炎上」しているという。いやあ、至極常識的な疑問であるが、日本人からすると非常識かつ不見識な発言に聞こえるだろう。しかし、残念ながら日本の常識は世界の非常識というのは国際感覚の持ち主であれば知るところなのだ。
いやはや偶然ながら、27日の日記で私が述べた趣旨と重なる発言となったが、春香クリスティーンはなかなかどうしてただ者ではない。ほかのタレントではこうした発言はまずありえない。おそらく参院議員になる前の山本太郎ぐらいかもしれない（それはないか）。とはいっても、もうすでに世間は暮れの慌しさに飲み込まれ、安倍の靖国参拝は過去の彼方に追いやられた様相。みんな、平和のマダラボケして新年を迎えることになるのだろう。
この一年、お世話になりました。2014年は巨大地震と原発事故が起こらず、日本国憲法が改悪されない良い年になりますように。
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