いつからアジア大会がこんなに大々的に観られるようになったんだろう。いつもの見慣れた強豪国がいないアジア地域限定のスポーツイベントもなかなか面白いじゃないか。中でもカタールのような小国が陸上競技に力を入れていて、世界的な選手を輩出しているのには驚いた。どうやらアフリカ各国（たとえばナイジェリアとか）から大金をはたいて自国にトレードしているらしい。小国といえども、さすが石油成金国家（失礼）である。
なんといっても、トラックを長ズボンのようなものを履いて走る女性ランナー（イスラム圏の女性は人前で肌の露出を禁じられている）や日本人と見まがう他国の選手を見るにつけ、欧米中南米アフリカ選手主体の大会を見てきた目には、アジア大会はユニークかつ新鮮に映る。
さて、女子サッカーの対北朝鮮戦が注目して観て見たい。最近のなでしこはプレイに精度を欠いているように思えるので、決勝戦では凡ミスをせずに、高いレベルの戦いを見せてほしいと思う。そして、女子の卓球。どこまで最強中国の牙城を崩せるか、最低でも石川か福原どちらかで１勝を上げてもらいたい。
そういえば、今日からソフトボールも始まるようだ。アジア大会はまさにスポーツの秋にふさわしいイベントであろう。開催が4年に1度というオリンピック並みの扱いも希少性？を高めている。スポーツファン必見間違いなしの大会である。
朝日新聞の「本の整理」に関する特集記事（28日朝刊）を読み、以前から本の整理をしなければと思っていたこともあり、早速その日の午後、寝室兼書斎の本棚を整理し始めた。いやはや、3時間かけても、全体の20パーセント程度しか終わらなかった。さすがにいっぺんで片付けるのは老骨の身に堪えるので、10月中に「本の整理」を完遂するとしよう。
先日早朝、実家の父が出入口で転倒し、顔を強打、手足に擦過傷を負った。顔中血だらけの父を伴って、近くのクリニックで受診。検査の結果、骨に異常は診られず、事なきを得た。老いると転倒から寝たきり生活に入る人が多いと聞く。寝たきりになると足腰がさらに脆弱になり、脳細胞も不活発になって認知症が進行するというから、父には事あるごとに「足元には注意して、転ばないように」と話していた。そうはいっても、最近はヨロヨロすることが多くなったから、こうした事態は時間の問題ではあった。この転倒を今後の良き教訓にしてほしいのだが、難しいだろうなあ…本人は意外に痛がっていなかったし…そうそう、愛犬ランは餌を食べられるようになり、現在は何とか持ち直したといったところ。まずはひと安心。
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