午前中、猛烈な雨が降った。娘は傘を持たずに登校したので、帰りを心配したが、幸い午後は時おり晴れ間も覗く空模様となった。どうやらしばらくはっきりしない天候が続くようだ。
ツインズ対レッドソックス戦をビデオで観た。松坂が久しぶりにいいボールを投げていた。ストレートに威力があると見ていて気持ちがいい。
ところで、メジャーのバッターは独特の構えをする選手が多いが、投手がボールをリリースするなり、きちんとしたフォームになるところがおもしろい。たとえば、レッドソックスのヨーキリス、クリスプ両選手のフォームを見るとわかる。ヨーキリス選手（右打ち）はバットを寝かして上半身を大きく揺すりながら構えるが、ピッチャーが投げたと同時に動きがピタッと止まり、バットのヘッドの位置がスッと上を向いた綺麗な姿勢になる。クリスプ選手（左打ち）は身体全体がピッチャーに向くぐらいアウトステップして構えていても、これもピッチャーがボールをリリースする瞬間、開いていた右足をナチュラルステップに戻して、ボールを待つのである。
日本のコーチだと構えそのものから直してしまうが、アメリカのコーチは、その選手の間とかリズムの取り方は個人の自由（つまり個性）に任せ、肝心のボールの捕らえどころさえきっちりできていれば良しとしている。これは別に耳新しい話ではないが、なにか教育全般に対する日米の考え方の差のような気もしてくるから不思議だ。
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