ようやくジョギングができる程度に回復したものの、以前の走力を取り戻すのはもう無理のようだ。フルマラソンに６０歳を過ぎても参加する市民ランナーは少なくない。が、私の脚力はもはやそのレベルにない。無理して体を壊しては元も子もないから、マラソン大会への参加は断念することにした。
熟慮の末、今後は登山にシフトを変えていこうと思う。これまで山歩きはマラソン練習の一環として組み入れてきた。これからは山歩きそのものが目標となる。冬山はとても無理だが、春から秋の登山を目指したい。南アルプスの鳳凰三山、富士山、丹沢塔ノ岳、相州大山、金時山など初級レベルの登山経験しかないので、少しずつ高い山を山歴に加えていきたい。
錦織圭選手がテニスワールドツアーファイナルの準決勝でジョコビッチ選手と対戦、惜しくも１－２で決勝進出を逃した。勝敗のポイントは第３ゲームの１ゲーム目だった。錦織はダブルブレークポイントを握り、ジョコビッチの息の根を止める最大のチャンスを掴んだが、バックハンドのストレートがネットにかかるミスを犯し、その後はショットミス、ダブルフォールトを繰り返し、いいところなくジョコビッチの軍門に降った。
とはいえ、今年の錦織は大躍進を遂げた。世界ランク５位は来年以降トップを狙える好位置といえる。安定して５位前後をキープしながら、４大大会のウィナーを目指しつつ、このツアーファイナルでの出場と優勝を視野に入れる。そして、世界ランク№１を手にしたい。今回、天敵のマリー選手を破ったことにより、残る天敵はナダルだけである。錦織はナダルから未だ勝ったことがない。サーブをもっと磨き、来年はナダルを撃破して、今年以上の活躍を期待しようではないか。
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