夜半から降り出した雪は辺り一面を銀世界に変えた。が、起き出す頃には雨に変わり、横殴りの風が加わった。その中を術後初の診察を受けるため、市立川崎病院へ徒歩で向かう。
待ち時間30分、診察3秒で担当医は「いいですよ。でも今月いっぱい運動は禁止です。また出てくるかもしれませんから。守らなかったら、自己責任ね」と言い切った。
医者ってのはまったくいい加減である。患部を瞬間目視で診察終了とは。せめて触診し、腫れ具合やらをチェックしてください。そして患者と少しぐらい言葉を交わしてもバチは当たらないでしょうが。診察に飽き飽きしたベテランならいざしらず、30代そこそこの親身に欠く女医さん。
ちっとも「いいですよ」じゃないね。今月はまだ残り2週間もあるのに、スポーツはやるなって。回復の程度も個人差があるだろうから、患者個別的に回復の具合を見て、判断を下すのがプロじゃないのかね。一律一ヵ月は運動禁止というと、人によっては一ヵ月経っても治りが悪かったらどうするんだい？それも自己責任ですか？だから、医者ってのはいい加減って思うわけ。（基本的に亡き妻の闘病過程から医者不信・病院不信が私の心の隅々まで巣食っている。）
16日に父の一周忌法要を菩提寺でおこなった。沖縄から母方の本家筋の川根さんが出席。ブラジルに居住する母の妹・タメ子叔母からは御仏前が届く。感謝・多謝・深謝。
昨年末、昭和の名横綱・北の胡が父と同じ「直腸がんによる多臓器不全」で他界。いくら頑強を誇った父でも勝てるわけないか、それは…。
11日午前10時、娘が成人式（川崎とどろきアリーナ）に出席。その後、ラインで総勢10人の晴れ着姿が送信されてきた。
前後2列の前列中央で、友人たちに囲まれ満面の笑顔を見せる娘─おめでとう、20歳。
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