ボブ・ディランが2週間の沈黙の後、ノーベル文学賞を受諾するとの声明を公けにした。私の想像どおり（17日の日記）、ボブ・ディランは受賞に驚き、「言葉を失った」という。そして、現実的判断を下したわけである。これで、私の「最大なる賛辞」は棚上げに。やっぱり、ノーベル賞を辞退したジャン-ポール・サルトルとはならず、フランスからレジオン・ドヌール勲章を嬉々としてもらう北野武（ビートたけし）と同列となった。
23日（日）に娘が同区内に転居した。いよいよひとり暮らしがスタートしたが、しょっぱなからトラブル続出─ガス屋が開栓の約束を忘れたため、シャワーは使えず、ニトリで買ったソファベッドは玄関から搬入できず、数日は板の上で寝る羽目となり、備え付けの冷蔵庫は機能しないオマケまでついた。それでもようやくこの1週間で落ち着きを取り戻した様子。祝新生活！
一方、私といえば、ガランとした部屋にひとりポツンと、孤独を堪能している次第。老いてから何がつらいって、孤独であることだ。友人を大切にしろよ、って恩師の宮崎三郎先生の言葉が憶い出される。さいわい、良き友人がおり、早速我が家に遊びに来てくれた。Grazie,Takagi. E stato un piacere stare con te!
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