今年は正月早々38.4分の発熱に見舞われ、2週間ぶりにコートに立ったテニスも膝痛を更に悪化させる不始末で、2017年、幸先悪いスタートとなった。
ひとり暮らしでの病気は実に心細い。さいわい2日の夜、娘が冷えピタとか買って来てくれたので、氷枕と合わせて発熱を抑えることができたが、体の自由が利かない状態は極めて心もとないもの。病気は体も心も弱らせるから、やっぱり「ピンピンコロリ」が高齢者のいちばんの願いだろう。
高齢者といえば、今後は75歳以上を高齢者、65歳以上を準高齢者と呼称するらしい。これでいくと私はまだ準高齢者でもない。ま、私の上の世代は若いときから体に悪いものを摂取せず、粗食もなんのその、毒された食環境にも晒されていないから、まことに体が屈強。定年以後、解き放たれたイノシシよろしくまことに元気溌剌、意気軒昂な先輩が多い。テニス仲間の77歳になるYさんなど、私よりも若々しいから驚く。
そうした元気いっぱいの先輩を見習って、健康を維持していきたいものだが、天災と同じで、いつなんどき病に急襲されるか、神・仏ならぬ身にわかるわけがない。14日に父の三回忌法要で訪れる菩提寺でこれまで以上に神妙に手を合わせてみようかと思いたつも、そんなことのついでに仏にすがるような不心得者にご利益などあろうはずもなく…。皆さん、本年もどうぞよろしくお願いします。
|
