安倍政権の国民をバカにした「愚民政治」が跋扈している。安倍一強を許している限り、この独裁・非民主的・傲慢政治は続いていく。「モリ・カケ問題」では相変わらずの迷走混迷が続いており、政府は批判をかわそうと、小手先の文科省追加調査を指示したが、肝心かなめは総理府の調査であり、昭恵夫人と前川前事務次官の証人喚問である。
米国コミー前FBI長官の公聴会での発言をみるにつけ、日本との民主主義の成熟度の差を嫌というほど思い知らされる。民主主義の根っこは個を大切にするということだろう。米国は個人を重んじる。が、日本は組織を重んじる。自民党内にも「安倍政治」はおかしいと思っている人間はいるはず。でも、組織が優先され、個人の自由な言動は封殺される。これは政官一致である。民主主義を貶め、権力を持つ側にひれ伏す独裁国家に誘導する諸悪の根源がこの組織優先主義にある。
共謀罪がまもなく成立する。これからは権力に楯突く・歯向かう・批判する個を含む集団は監視されたのちしょっ引かれる世の中になる。安倍は自民党独裁政権の磐石な一手としてこの法案を成立させ、残るは憲法改正（改悪）である。安倍の暴走に待ったをかけるには自民党独裁政治を許さないこと。まずは来る都議選での都民の判断が注目されよう。
都議選といえば、豊洲と築地、移転先はどちらを是とするか、小池都知事は選挙前に決断を下し、その是非を選挙で問う形となろう。これまでの議論の経緯から判断すれば、おそらく豊洲移転で決まるのではないか。私個人は豊洲反対、築地残留を支持する。理由はただひとつ。有毒有害物質が大量多量に眠っている上にナマモノを扱う日本の代表的台所を作っては後世の人々に申し開きができないのでは…。もし小池知事が築地残留を提案したら、小池の卓見と決断力を称えたいと思う。
先日、娘と「がちま家」で夕食を共にした。仕事帰りの平日で、店内はサラリーマンで混み合う時間だった。でも、沖縄料理店はザワザワとした雰囲気がないと料理が美味く感じられないから不思議（客がひとりもいないシーンとした沖縄料理店で食べるまずさ、気まずさを経験すればわかる）。いつものように、島ラッキョウ、ラフティー、ゴーヤチャンプルなどを美味しくいただき、最後に娘から「私が食事代を払うから。ちょっと早い父の日プレゼント」と言われ、うれしいサプライズ。Sono contento!Grazie!
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