２０日から一泊で娘と信州に行って来た。相変わらずすっきりしない空模様で、八ヶ岳や南アルプスの見事な山容を目にすることは叶わなかった。が、清々しい山の空気を体全身に吹き込むことが出来たのはよかった。娘も「田舎の空気はうまいね」と都会っ子らしい感想を漏らしていた。
妻とも行った女神湖はひと頃より人気のスポットになったようだ。特に大学の運動部（とりわけ駅伝競技部）が夏合宿先にしているようで、女神湖の周囲を多くのランナーたちが走っていた。実のところ、ひと月前に女神湖周辺のホテルにインターネット予約しようとしたところ、すでにどこも満室で取ることができなかった。昔では考えられない盛況ぶりだ。
白樺湖では娘は手作りの判子作りに精を出し、私はふれあい広場のウサギを観察したり、歴史館で白樺湖の開拓・開発の歴史を学んだり。
宿泊場所は蓼科湖そばのリゾートホテル。夜は娘とフレンチのフルコースを堪能。普段和食派の私たちにとってまことに貴重なひとときとなった。
昔は妻とよく長野へドライブ旅行したものだが、近年、長野はとんとごぶさた。先月、長野へ久々に行こうと思う、と娘に話したら、「あたしも行きたい」と言ったので、今回の父娘旅が実現した。だから、別に私が娘を誘ったわけではない。
でも、娘はそんな事実など記憶にございません、とばかりに「年頃の娘が父親と一緒に旅行するなんて、なかなかありえないんだからね。あたしに感謝しなきゃ」といつにも増しての上から目線。
はいはい、仰せの通りです。うら若き乙女がこんなしょぼくれたジジイと旅してくれるなんて、奇跡としか言いようがありません（!?）。
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