ＮＨＫの受信料不払い運動を続けてきた者たちにとって、最悪の裁定となった。契約の強制は憲法違反、との被告側の主張は認められず、家にテレビがあれば、個人の意思に関係なく、受信契約を結ばなければならないというＮＨＫ側の主張が合憲とされた。
今後、ＮＨＫ側は自らの報道姿勢の問題を棚上げにし、最高裁のお墨付きを盾に不払い対象者への受信料徴収に躍起になってくるだろう。約１千万件の未契約世帯（事業者含む）の１世帯として、私自身、不満を覚えつつも、今回の最高裁判決を重く受け止めざるをえない。
これまでのＮＨＫの偏向した姿勢を正すべきである。国民の受信料を湯水のごとく浪費する番組作り、莫大な予算の不透明性、恣意的な人事、政権政党に忖度する報道、視聴者の声が届かない組織、職員の不祥事など、問題点は数多い。公共放送を標榜するならば、親方日の丸的倣岸不遜な態度を改め、不偏不党を貫き、公正中立な報道を徹底してもらいたい。
中学生以来の坊主頭になった。汚れきったこの現世に辟易とし、わが澄み切った心身を仏に委ねようと出家した、わけでは無論ない。６５歳となり、せめて脳内出家し、ストイックに、ミニマリストらしく、身辺を整理し、身も心もさっぱり過ごしたいとの具体的手始めである。坊さんが多忙を極める「師走」に坊主頭になったのもよし、頭は寒いが、心は清々しい。
鏡に映るクリクリ頭は、市川海老蔵を老けさせたような…、または、ちびまる子ちゃんのおじいちゃん・友蔵を少し若くしたような…。なんとも微妙なシロモノです。
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