過日、山中湖一周を走った。何年ぶりだろうか。生田東高時代に軟式テニスの夏季合宿で引率して以来だから、20数年ぶりになるだろう。まだ私が40代で、一周約13〜14キロを1時間以内で走り抜けたはずだが、今回は1時間40分かかった。寄る年波には勝てません。
実のところ、初めて山中湖を走ったのは、今からちょうど25年前の平成5年5月である。「山中湖ロードレース」に亡き妻と共に申し込み、「ハーフマラソンの部」に参加した。悪いことに妻は生理痛に苦しんでのスタートラインとなってしまい、私が終盤まで励ましつつ伴走した記憶がある。あらためて妻の強靭な精神と体力を思い知ったレースでもあった。
その妻が3年後に娘を出産し、さらにその2年後に病死する。まさに天国から地獄へバンジージャンプした5年間。こんなこと、誰が予想するだろうか。神ならぬ身にわかるはずもない。
さて、この印象深い「山中湖」を皮切りに、今後各地の湖を「ジョギンウォーキン」したいと思っている。私の脚がいつまで堪えられるか、が継続の鍵となろう。
ちなみに、ウォーキングの中にジョギングを組み込む「ジョグウォーク」という造語を私は生み出した、と思っていたら、最近、ネット情報で「走るようなウォーキング」という意味での「ジョグウォーク」という言葉が既にあることを知った。
であるので、ウォーキングの中に、負荷をかけ、筋肉、筋力アップのため（特に上り坂など）ジョギングを組み込む運動を、今後は「ジョギンウォーキン」として命名変更したいと思う。
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