安倍首相が自民党総裁選で連続３選を決め、総理としての任期を2021年9月まで延ばすことと相成った。石破茂議員との一騎打ちとなったが、勝敗の行方は議員票を固めた安倍優勢として、すでに決している観があり、興味は石破側の議員と党員の獲得数と小泉進次郎議員がどちらを支持するかにあった。
本日午後投票が行われ、石破議員は当初予想の200票を大幅に超えた254票獲得、一矢報いる結果となった。一方、小泉進次郎は今日になって石破議員を支持することを表明、総裁選への影響力を極力避ける行動をとった。これでは石破陣営に弾みがつきようもなかった「支持表明」だったにちがいない。安倍首相はさぞかしほくそ笑んだことだろう。結局、安倍の機嫌を損ねない行動を選んだ小泉。安倍に叛旗を翻す意気と存在感を示して欲しかったが、空気感を読むに長けた小泉進次郎ならではの選択だった気がする。
疑惑のデパート化、偽装偽造の総合商社化した安倍政権が延命した結果、またしても弱き者を挫き、強き者に肩をもつ「富裕層優遇政治」を邁進していくのは火を見るより明らかである。
ここに至って、安倍を支持した与党国会議員たちは確信犯である。目の前の自己利益しか見ていない。公正公明な政治など所詮「きれいごと」でしかないのだろう。清濁併せ呑む、の清などふっとんで、濁毒を丸呑みしている政治家ならぬ「政治屋」たちの税金ドロボー集団、と言わざるを得まい。
村上誠一郎議員のような人材は一服の清涼剤でしかないのが残念。残すは沖縄県知事選だが、これも自民党が牛耳る勢いがあり、独裁政権が磐石になりつつある。今や私の関心は、「やらずぼったくり政治」に対して、国民がいつどこで覚醒するのか、の1点となっている。
米国カリフォルニア州在住のＡさんが来日、今月7日、友人の高木君を交え、横浜野毛の居酒屋で日本酒と秋刀魚などを賞味する小宴をもった。そのあと、関内に場所を移し、カラオケバーで他の客を前に「雨上がりのサンバ」など数曲を魅力的なハスキーボイスで披露したＡさん、一夜限りのヨコハマナイトを堪能していただけたのではないか。11日に離日。
Best night! A lot of fun, A san. We'd love for you to come again soon.
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