日本のテレビドラマはパターン化しすぎて、最近ではかなり食傷気味であるが、それは海外ドラマにも言え、ツタヤで借りても今ひとつのシリーズが多い。その中で個性的で異彩を放っているのはBig little lies とChina girl 。どちらもニコール・キッドマンが出演しているが、ストーリーに一ひねり加えられており、映像に引き込まれてしまうドラマだ。
でも、私にとって『ダウントン・アビー』や『ホームランド』レベルの娯楽ドラマはやはり少ないので、そろそろ海外ドラマも卒業時期を迎えたのかもしれない。といって、日本ドラマもね…『相棒』は数多い刑事ものドラマでは一定のレベルを維持しているものの、もはや杉下右京そのものに魅力が薄れてきているのが致命的。
『獣になれない私たち』の会話は楽しめるが、男女のこじれ具合がシニアの私にはアンナチュラルすぎて、ワザとらしい出演者たちの演技と相俟って共感しにくい。
家族全員が不倫という『黄昏流星群』も、あり得ない偶然の積み重ねに鼻白むし、『中学聖日記』では、好感度女優・有村架純の相手役の中学生がとても14〜15歳に見えず、画面から漂う作為性に堪えられず、断念。
これからは原点に戻り、読書を趣味とするか。ここ1ヵ月ほど土日に市立図書館に通い、３〜４冊借りて読んでいる。今後は図書館のあらゆる棚から書物を借り出してみたいと思う。
娘が独り暮らしから我が家に戻って、早やひと月が経過した。昨日は秋刀魚の塩焼きとほうれん草、エノキ茸、シメジのポン酢炒め等を夕食とした。娘が戻る前より、丁寧に料理するようになったのが私の変化か。
|
