いよいよ梅雨のシーズンを迎えた。はてさて、洗濯物をスカッと外に干せない鬱陶しさがいつまで続くのやら…。
高齢ドライバーの事故が相次いでいる。その現象を受けて、免許証に年齢制限を設けるべき、との声が他の世代から巻き上がっているらしい。個人の能力・体力差を一律に無視して、歳をくっているというだけで公的許可証を強制的に剥奪するのはいかがなものか、と思う。だがそれも全国民の総意となれば、従わざるを得ない。そうなれば、免許制度の抜本的見直しが必要となろう。
人生１００年時代を迎え、老後の蓄えとして２千万円が必要との算定が金融庁から示された。ふざけるのもたいがいにしろと言いたい。これから消費税も上がり、物価が下がる見込みもない中、痛みは国民だけに負わせる日本の政治！
税金を湯水のごとく好き勝手に使い、議員定数を減らす努力もせず、毎月高額の手当てをもらっている議員たちは、本当に国民のために働いているのか、とハラワタが煮えくり返ってくる。次回の選挙では与党をぶっ潰せ！野党も碌でもないが、安倍政権に鉄槌を下さなくては、日本の暮らしは悪くなるばかりだ。
安倍晋三首相の在職日数が伊藤博文を抜いて３位になったという。歴史上の人物を抜いた安倍はなんとトランプ米大統領の言いなりとなって、Ｆ３５戦闘機を100機追加購入するという。その費用、1兆円を超えるらしい。よりによって鈍重で能力が劣る（との悪評がある）ポンコツ戦闘機に１兆円って、そんなオモチャに血税を使うより、福祉・教育に回せ、という話だ。トランプに見境なく尻尾を振り続ける愚相が長く君臨しているから、国民ばかりが損をしてバカをみる。
娘が３泊５日でバリ島に行って来た。主目的はスキューバダイビング。ウミガメと水中遊泳をする動画が送られてきた。この時期、気候も過ごしやすく快適だったという。そう言う娘も帰国後は風邪をひいてしまい、２日ほど職場を休み、今日もまだ熱が下がらないまま出勤。親にとって、子どもは元気で丈夫なのがなにより、なのだが…。
その娘が海外渡航中、私は２泊で宮城と福島へ出かけた。２０１１年の東日本大震災後初めての訪問である。宮城県松島町では大勢の海外観光客が見受けられ、「日本三景」と謳われる美景を楽しんでいた。あれから８年、津波による大災害から見事に復興を遂げた印象を私は抱いた。
が、福島県に入ると、様子は一変した。相馬市の松川浦から海岸沿いを車で走ると、観光客らしき人の姿は見当たらず、浪江町から双葉町、大熊町、富岡町の一帯は人影はまばらで、すれ違うのは作業・工事用トラックが多く、道路は通行止めか、帰還制限区域による立ち入り制限がかかっていた。人々が暮らしている空気感や匂いというものはまったく感じられず、今なお３・１１の被害は色濃く残り、復興への道のりの厳しさを痛感した。
津波に加え、原発事故の被害の深刻さに私の心は重くなったが、松川浦から磯部地区に入り、海岸沿いの田園に膨大な量の太陽光パネルが設置されているのを目の当たりにしたときは吃驚仰天した。
暗色の四角いパネルが道路の両側の田畑にびっしりと埋め尽くされた光景は、明らかに嬉しい驚きだった。作物が適わない田畑、いわば恵みのない大地を太陽の光で電力という恵みに変換再生しようという試みではないか。
今後、さらに太陽光パネルの設置を増やし、原発から離れ、自然再生エネルギーの発信県として福島が全国のモデルケースになっていくことを切願したい。
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