我が国での新型コロナウィルスがどの程度蔓延しているのか、未だ不透明である。本来ならば予測データが公表され、その封じ込みの有効な具体策が次々と放たれていいはずなのだが、政府のやることに整合性が欠け、なんともチグハグ感が拭えない。
マスクはおろかトイレットペーパーがドラッグストア、スーパーなどから消えて何日も経ち、我が家にも不安が迫ってきた。いざとなれば、代用品に頼るしかないけれど、根拠のないデマに動かされて殺到する日本人とは、相変わらず島国根性が抜けないと言われても仕方なかろう。かつて本多勝一が日本人社会を「メダカ社会」と喝破していたが、先んじて誰かが右（ないし左）に動くと、後に大勢がつき従う姿はまさに「メダカ」そのものだ。
「コヴィッド１９」の影響を受けて、娘の勤務も今月いっぱいは自宅待機に。が、突然、今日になり会社から連絡が入った。「週4回は出勤してほしい」との要請（？）で、午後から急遽、娘は東京・大森にあるオフィスへ向かった。倒産の危機を迎えていなければいいのだが…。
とうとう長年抱えていた歯周病の奥歯が断末魔の叫びを上げ、口内中に痛みが走り、ここ数日鎮痛剤の世話になっている。歯医者に行けば間違いなく抜歯されるから、行かないで済まそうとジタバタしている。私がよく口にする、やせ我慢こそダンディズム！って、これはただただ見苦しくみっともないさまなんでしょうね。でも、とても潔く速やかに受診する気になれないのだから、まことに情けない。来月の今頃はどうなっているのやら。
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