新型コロナウィルス感染者数が指数関数的に増加しているというのに、本日大晦日午前中の川崎駅周辺は行き交う人波であふれ、食品売り場には正月用品を買い求める人々でごった返していた。多摩川沿いのジョギン・ウォーキンから戻ってきた私は、その混雑ぶりを目の当たりにし、買う意欲も気力も失せ、自宅へ直行。感染力の強い変異種も加わった状況下、皆さんはこわくないのでしょうかね。
27日、羽田雄一郎参院議員（53歳）がコロナウィルスに感染して死亡した。公的機関でのＰＣＲ検査を受けられず、民間機関での検査を2日待たされたあげくの急死である。国会議員という重責を担う者すらすぐさまＰＣＲを受けられないわが国の医療実態には驚く。これでは、既往症がてんこ盛りの市井の高齢者などすぐさま棺桶行きであろう。
一方、コロナ禍により倒産する企業、失業者が増え、先行き不安な社会情況にもかかわらず、株価は1989年のバブル以降最高値を記録したという。米国を始めとした各国の中央銀行が市場に資金を大量に投入し、ジャブジャブ状態にした結果、株価が上がり、一部投資家は大儲けしているありよう。さすがにこんな不安視される中で荒稼ぎするなよ、と言いたくもなる。
この株価高値の反動、揺れ戻しが恐ろしい。株価大暴落、紙幣価値が薄まり、大インフレの時代がきたら、年金生活者は暮らしが立ち行かなくなるだろう。
コロナで始まり、コロナで終わる2020年。高齢者受難の「コロナ時代」がいつまで続くのであろうか。コロナに対抗できるワクチンの早期投薬が待たれるが、我ら高齢者ができるのは１にも2にも自己防衛である。
①3密はぜったいに避ける
②マスク、手洗い、帰宅後のうがいと歯磨きを忘れない
③発熱したらすぐさま各指定機関（川崎市は発熱等診療予約センター）に連絡し、速やかに受診、ＰＣＲ検査を受ける
④海藻類、穀物、野菜等を積極的に摂取して免疫力を上げる
⑤毎日適切な運動と睡眠の時間を確保し、体力をつける
この1年間、ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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