DIARY
Bruceのブルースな日々
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2021年1月12日(火)
危機感が伝わらない緊急事態宣言
 緊急事態宣言が1都3県に発出されたが、政府のコロナ対策からは危機感がまったく伝わってこない。その証拠に、巷の人の動きに抑制が効かず、普段通りのムードが街角から漂っているありさまだ。
 
 各医療機関から悲鳴が上がっているし、重症患者数はうなぎ上りの事態にあっても、不要不急でもなんでもない外出が慣れっこになって、コロナへの恐怖感を実感としてない人たちで街はあふれている。この現状では、政治家のレベルの低さを嘆いていても始まらない気がしてきた。結局、シニアには自己防衛に徹するすべしかないのか。
 
 
 米国連邦議会が暴徒に占拠されるという前代未聞の事態が発生した。直前にトランプ大統領が議会への抗議を扇動するようなスピーチをおこない、現職大統領として言語道断、あるまじき行為に打って出たのである。この犯罪的抗議デモによって5人が亡くなっている。議会制民主主義の象徴ともいうべき議場内を、黒人奴隷を是とする南軍の旗をはためかせて闊歩する白人たちの姿はグロテスクそのものだった。
 
 それもこれも白人現職大統領の命令・支配下にあるがゆえに、デモ発生からの議会警備の立ち遅れがあったのではないかと勘ぐられても仕方ないのではないか。議会に黒人たちが詰めかけたら、すぐさま銃や催涙ガスで鎮圧されている気がしてならない。民主党から弾劾決議案が提出されたようだが、こうした民主主義を冒涜するトランプ大統領をこれ以上好き放題させているようだと、将来に禍根を残すことになるだろう。
 
 
 過日、横浜市都筑区にある菩提寺で亡父の7回忌法要を営んだ。このコロナ禍でもあり、ごく少数の出席者であったが、古くからの仕事仲間で、親しいつきあいのあったKさんがお見えになり、故人もさぞかし喜んでくれたのではないだろうか。83歳となるKさんのますますの息災延命を願う。


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