非常事態宣言が発令されて3週間、感染者の大幅減とはほど遠く、解除の目安である来月7日までにはとても劇的減少が望めそうもない。国会では与野党による空回りの議論ばかりを聞かされ、有効かつ有益な手が打ち出されない。まったく高い給料分に見合う働きができない、あきれた「税金泥棒」の一団である。
このままだと2月いっぱいまで非常事態宣言が延長される可能性が出てくるが、2月で収束の見込みが立たないときは菅政権はどう責任を取るつもりだろうか。コロナ対策の不備がこの事態を生んでいることは間違いなく、多くの犠牲が毎日積み上げられている現実に対し、口先の謝罪ではとても許されるはずはない。
といっても、政治家、特に与党政治家からは夜のバー通いなどして、国難を目の前にした緊張感や危機感などこれっぽっちもありゃしない。あの松純（松本純自民党国対委員長代理）などひどいもんだ。「要望、陳情を聞くために」って、後からとってつけたような言い訳して、ヘラヘラと笑止千万、手前勝手に何とでも言う政治家のいやらしさ、えげつなさ、無責任さの最たる悪例である。
外食もせず、友人とも会わず、1月を終えようとしている。新年会の企画もあったが、無期限延期とし、日々運動と読書に時間を費やしている。娘が明日で25歳。この1年、彼女にとって激動の2020年となったのではないか。コロナで正社員の職を失い、今はまたアルバイトの仕事も休業状態。一寸先は闇か明かりか。老い先短い私のような高齢者と違い、娘のような若者には未来への希望という「明かり」が特に求められているのだが…（嘆息）。
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