自民党総裁に岸田文雄前政調会長が選出された。河野太郎は決戦投票で岸田に完敗、河野を嫌う安倍前総理の意向が自民党議員たちに大きく反映する結果となった。これで、引き続き安倍・菅政権の歪みが解消されることなく、これまでの路線が無批判に継続されていくにちがいない。
１１月の衆議院選挙で自民党政権の終焉を見たいものだが、岸田総裁・総理の誕生により、国民の自民党支持率は上がり、国民からの不信感を払拭できない野党は苦戦を強いられるだろう。
本来ならば、「モリ・カケ・サクラ」で息の根が止められた安倍自民党は、さらに驕り高ぶる政治を主導していくものと推測できる。すっかり自信をつけて、法の網をかいくぐり、倫理観など捨て去って、政治を私物化していくことだろう。
政治の横暴と腐敗を防ぐにも、一党（正確には公明党との二党）独裁の長期化は許してはならない。国民の自民党政治に対する評価と政権選択が、次の選挙で明らかになる。国民の政治民度が問われるが、横浜市長選のようなサプライズは期待薄だろうな。
大谷翔平選手（エンゼルス）のホームラン王獲得がなるか注目されている。ベテラン捕手のペレス選手（ロイヤルズ）が４７号のホームランを放ち、２本差で現在リード。正直、大谷選手に本塁打のタイトルは取ってほしいものの、デンゼル・ワシントン似の愛嬌あるペレスにとって、最後のチャンスかもしれないから、彼なら「ま、いいか」という気持ちが私にはある。
ゲレロＪＲはまだ２２歳で、この先いくらでもホームラン王を取るチャンスは巡ってくる。大谷選手はタイトルを取らなくても、二刀流で充分輝きを放っているから、（ファンは）そんなに固執しなくていいのではないか。大谷にはプレッシャーなく残りの打席に立ってほしいと思う。試合はあとわずか。ホームランは逃しても、盗塁２５、打点と得点１００、投手として１０勝できたら、大谷ファンとしては大満足だろう。
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