2021年も余すところ5日、最後の最後まで新型ウィルスに振り回される1年だった。今はオミクロン株が世界で猛威を振るい、感染者は増加の一途を辿っている。せっかく下火になり、ちまたの賑わいを取り戻せつつあった我が国も、東京、大阪、京都、福岡で市中感染が発生し、もはや感染再拡大も時間の問題となった。
2度の接種もすでに有効性が失われ、さらなるブースター接種を積極的に開始すべきだろう。と同時に、ワクチンだけでなく、効果が期待される経口薬やうがい薬の開発と認可に注力してほしい。もちろん、充分な臨床検査をおこなった上での認可となる点、揺るがしてはなるまい。
冬の時期、換気が不十分の中で、長時間同じ場所に留まることは避けたい。デルタ株より感染力の強いオミクロン株ではひとたまりもない。マスクは2枚つけ、手洗い、うがい、歯磨きは必須、多人数のいる狭い空間には行かない、が私の年末年始の過ごし方となる。友人たちとの外食も控えるしかないか…。
頚椎の４番目と５番目の間が狭くなり、骨が突き出て痛みを発している、と整形外科医に告げられてから1ヵ月になる。週1、2回リハビリに通う生活を続けているものの、顔を左右真横に向けると鈍い痛みを覚える。ほかにもこれまで経験したことのない不調が、加齢により出没している。父親が晩年によく繰り返していた言葉を思い出す。
「歳は取りたくねえなあ」
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