地方選挙も自民党の地力の強さが発揮され、また、自民党の弟分のような存在である日本維新が躍進を続けており、相も変わらず、現状肯定の政治が継続されていく模様。若者の大半は政治を他人事と思い、日本の未来、つまり、自分の未来に関心を払おうとしない。すべては既得権益を持つ人間たちの都合のよい社会になっていくのをただただ傍観している。いつになったら、目も心も歪んだ現実と向き合える日が来るのだろうか。
高橋洋一は自民党の男めかけとしての役目に励んでいる。忠犬ヨウイチは防衛予算増額を、戦争抑止力として不可欠であるともっともらしく強調するが、いつの時代の話だよ、とつっこみどころ満載の意見陳述を国会でのたまわっていた。化石化した頭脳と経験は「百害あって一利なし」である。
故ジャニー喜多川による性被害を訴えたカウアン岡本の告発をテレビ局がこぞって報道しなかった問題について、これにはテレビ局の偽善振りが明らかにされたという点で、テレビ報道の信頼性は地に堕ちたと言っても過言ではないと思う。羽鳥慎一モーニングショーしかり、報道特集しかり、後日報じたサンデーモーニングしかりである。日頃の正義感ぶった態度は単なる見せかけだったのだろう。もはやテレビによる不偏中立の報道など絵に描いた餅に過ぎない。
最近、以下の言葉を銘肝している。
「人間、万事塞翁が馬」…人生、何が幸か不幸かわからないから、必要以上に喜んだり、悲しんだりはしないこと。
(Inscrutable are the ways of heaven.)
「愛は身近な家族を思いやることから始まる」（マザー・テレサ）…愛の出発点はすべて家族にある。
(Love begins by taking care of the closest ones,the ones at home.)
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